HOUSE WATCHING 16~施主の情熱と信頼できる担当者との出会いが可能にした妥協のない家~

御津郡御津町Mさん邸

やさしいイエローの外壁は、塗壁調のサイディング材。 裏手が山になっているため、湿気が多く、メンテナンスが容易なものが選ばれた。 犬走りやブロック部分は、ご主人のお父様の手によるもの。 使いやすいL型キッチンはオープンスタイル。 料理をしながらお子さんの様子も見ることが出来て安心。 この4月に小学校に入学するお嬢さんは、いつもここでお絵かきをして遊んでいるそう。
 家づくりを考えはじめたころ、周りで家を建てた先輩たちが「ああすればよかった、こうすればよかった」とぼやいているのを見て「絶対妥協しない家にするぞ!」と硬く決心したというMさん。家のイメージはもちろん、工法、素材などを本やインターネットで調べ、資料を取り寄せ、実際に見学するなど万全の体制で家づくりに臨まれたそうです。
様々なメーカーや工務店と話をし、徹底的に疑問をぶつけ、希望を出しましたが、その熱心さに「最後には、メーカーさんの方に嫌がられてしまって(笑)」と笑うご主人。そんなご主人が、家づくりのパートナーとして最終的に選んだのが、平松さんでした。
「自然素材での家づくりを得意とされていて、知識も豊富。質問してもしっかり答えが返ってくるし、それ以上の提案もしてもらえる。また、うちは実家の隣に家を建てたのですが、進入路が狭く、建築確認が難しい敷地だったのに、色々調べてもらったり努力してもらった」のだそう。
また、「“うちは最初から適正な金額を提示しているので、これ以上の値引きは出来ない”とハッキリ言われて。ここなら家づくりを任せられると確信しましたね」とご主人。
その期待どおり出来上がった家は、妥協なく理想どおり。外観はご夫婦の希望どおり明るいプロヴァンス風のスタイル。室内は、木のぬくもりと爽やかさにあふれ、新築住宅にある独特の臭いもありません。
自然素材を使った家が希望だったご主人は快適な家づくりに欠かせない断熱材も、古紙を再利用した「セルロースファイバー」を採用。安全で断熱性も高く、しっかりと家全体を包み込んでくれます。
また、壁は珪藻土クロス仕上げ。調湿作用に優れ、安全性の高い珪藻土を特殊な技術で壁紙にしたもので、子供さんのいるご家庭にも安心です。
天井は無垢材をふんだんに使用。とくにリビングは、梁見せ天井にしたい、というご主人の希望に、「梁見せ天井は、1階の天井と2階の床を兼ねるので音が響く」と平松さん。「2階のフロアー下に遮音マットを敷いて、1階天井は梁を残して普通に仕上げ、そこへ無垢杉板を貼りこめば静かで独特の風合いも出ますよ」と提案され、これが大正解。時間と供に風合いを増す素敵な室内となりました。
また、「値引きではなく、自分達で出来ることをしてコストを削減しよう」とご主人は一念発起。実は、ご主人のお父様は建築関係、奥様のご実家は電気工事の自営業を営まれているという恵まれた環境のM家。家づくりは親戚一同が得意分野で参加することに。ご主人も休み返上で、ロフトの板を貼ったり、カーテンレールを取り付けたりと大活躍。
「ロフトへの階段やウッドデッキも作らなくては」というご主人。家づくりへの挑戦は、まだまだ続くようです。
「私、畳の部屋じゃないと落ち着けないんですよ」と奥様。 普段はオープンにしてLDKの一部として使用。 来客時には閉め切って客間としても利用できます。8寸角の大黒柱は、この家のシンボルです。
リビングの天井には杉板が貼られている。防音性も高く、ホームシアターも気兼ねなく楽しめるとご主人。窓には熱線反射ガラス仕様のペアガラスを採用し、紫外線や余分な熱をカット。畳やけも防止します。
梁見せの高い天井が爽やかな印象の主寝室。 「天井の高い部屋で育つ子供は大物になると聞きまして(笑)」とご主人。 ウォークインクローゼット部分も高い勾配天井で、上までたっぷりモノが入ります。 子供部屋のロフトは、梁部分だけをあらかじめ作ってもらい、ご主人とご主人のお父さまとが板を貼って作った力作。 今後、落下防止柵と、梯子が作られる予定です。
間取り

■DATA
  • 建物面積/127.52m2(38.57坪)
    1階床面積66.66m2
    2階床面積60.86m2
  • 家族構成/夫+妻+子ども2人

■HOUSE CALENDER

2001.1 【情報】
どうせ家を建てるなら長女の小学校入学前に建てたい。 また、両親の老後を考えれば、近くに住んだ方がいいだろうと、実家の敷地内に建てることに。 お正月の新聞広告を見て展示場へ足を運ぶ。
   
2002.5 【購入を白紙へ】
木の家が欲しかったため、木造建築系メーカーの展示場は、ほぼ全て見学する。 輸入住宅を得意とするメーカーで、購入寸前までいくが迷いが生じいったん白紙へ。
   
2002.11 【再び情報収集】
納得のいく家でなければ欲しくない!と再び情報収集。 このころ、「風家」シリーズに心を惹かれ見学へでかける。
   
2003.7 【契約】
様々なメーカーを見学し、色々な担当者と話をした結果、 「この人たちになら家を任せられる」と家づくりを決定。契約。
   
2003.8 【着工】
暑い夏の盛りに家づくりスタート。
   
2003.9 【上棟】
工事の無事と職人さんたちへの感謝をこめて、上棟式をおこなう。ごくごく内輪で控えめにおこなった。

   
2003.10 【積極的に家づくりへ参加】
出来ることをやってコストを抑えよう!と親戚一同で工事へ積極参加。 ご主人、奥様ともに実家が建設関係ということや、現場の理解もあり、工事は着々とすすむ。
   
2003.11 【完成】
念願のマイホーム完成。みんなで手をかけて家は出来上がった喜びもひとしお。 これから、家の前にウッドデッキなども作る予定だそう。


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